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テレビの法律番組を見て感じる事

 先ず思うことは何故司会者がお笑い芸人なのかという事。番組自体が重くなるのを軽減しようとかそういう安易な考えからきているのであれば、番組製作者は少し考えを改めてほしい。視聴率を取るためにやっているのは仕方ないと思うが特に行列のできる〜なんかはもう法律番組とは名ばかりで、ひな壇に弁護士という名のタレントを飾り、専門外の事をさせて楽しむ、何が面白いのか自分には判らず近頃めっきり観なくなってしまった。

以前NHKでニカクさんが司会していた法律番組を観ていたが、あの辺りがいいところなんじゃないだろうか。お笑い芸人が出て問題を提示しそれを別のお笑い芸人が考えを述べ法律家がきちっと解説、そしてそれをまたまたお笑い芸人であるニカクさんがとりまとめる、といった内容。十分面白かったと思う。だからゴールデンに持ってきても相談内容によって或いは出演者によってかなりの視聴率は取れると思う。しかし、行列は誤った方向に進みあれを観ても何も得られるものは無く、司会者の毒舌にたじろぐ専門家、という構図ばかりが目立つようになりはっきり言って胸が悪くなるのだ。
 少なくとも法律云々を唱える番組である以上、視聴者は自分の知りえなかった法律的な知識を多少なりとも得られなければ納得いかない部分があるだろうし、法律家もそれを売りにしてテレビに出演しているのだから、答える義務があると思う。個々の弁護士の顔を売り出して選挙に出馬するための足がかりとなり下がった売名番組はとてもじゃないが観る気がしないのである。

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